てぃーだブログ › yukirinaのキャリア教育…沖縄発!

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Posted by TI-DA at

2008年04月18日

[0085] 「一生懸命生きる」ということ



<エピローグ >より

ボランティアには大事なことが三つあります。そのことをよくわかってほしいと思います。

(中略)

三つ目は私が最も伝えたいこと。

それは、一番大事なボランティアとは、誰かのためとか、人のためとか、

世の中のため、社会のために何かをすることではない、ということです。

一番大事なボランティアは、自分自身がまず一生懸命生きること。私はそう思います。

子どもたちの話をして、映像を見せて、

かわいそうだから助けてちょうだいと言っているのではないのです。

誤解しないで下さい。そういうことではありません。

私が言いたいのは、あの子どもたちは、たとえマンホールの中に暮らそうが、

ゴミ捨て場の中で暮らそうが、一生懸命いきているということです。

どんな状況であろうとも必死になって生きている。

だから大事にしたいと言っているだけなのです。

ありあまるほどの食べ物がある恵まれた環境の中で暮らしている私たちですが、

そうした豊かさが私たちに「命の尊さ」や「生きることの大切さ」を

見失わせているのではないかと感じています。だからこそ、

日本中の子どもたちがアジアの貧しい子どもたちから真剣に生きる大切さを学んでほしい、

そして、一生懸命生きることの大切さに気付いてほしいと思っているのです。


だから、一番大事なボランティアは自分自身が一生懸命に生きることなのです。

一生懸命生きる人じゃないと、本当の命の尊さはわかりません。

真剣に生きる人じゃないと、人の痛みや悲しみは伝わってこないと思うのです。


誰かのため、人のためではなく、自分自身が懸命に生きる。

それが、私たちにできる一番大事なボランティアなのです。


* * * * * * * * * * * * * * * *
パンダ
キャリア教育コーディネーターという仕事をしていて、よく、
「なぜ世の中にキャリア教育が必要になってきたのだろう」と考えることがあります。


『一生懸命生きる意味』

『一生懸命生きるってどういうことなのか』

そして、『一生懸命生きる方法』

=キャリア教育で伝えたいこと。


そうか、子どもたちにとって、
今一番必要な教育なのかもしれないな・・・

前回のブログでもご紹介した「NPO法人アジアチャイルドサポート」代表者池間哲郎さんの
著書を読んでいて、そんなことを考えました。
  

2008年04月16日

[0084] 人のために自分ができること

晴れパンダ
おはようございます。
湿度は高いけど、沖縄では最も過ごしやすい時期では?今日も気持ちのいい朝です。

毎朝出社途中の運転中に聞くラジオで、
今朝 『NPO法人アジアチャイルドサポート』のことが話題になっていました。

この団体は、
「貧しい中でも懸命に生きる子どもたちを応援する」ということで、
アジアの子どもたちの生活を支援する活動を行っています。

参考に:NPO法人アジアチャイルドサポートHP

今や、県内でもたくさんの学校が
講演会を実施したり、募金活動などで寄付をしたりと
アジアチャイルドサポートとの関わりをもっているかと思います。

* * * * * * *
さて、キャリア教育とのつながり。

このブログでもよく紹介している銘苅小6年生の「塩販売」のキャリア教育プログラム。
自然体験学習などを最終的には「塩販売」につなげていく長期的なプログラムです。



その塩販売で売り上げた利益は、
アジアチャイルドサポートを通して、アジアの子ども達に役立ててもらいます。
これは子ども達からの発案電球

アジアチャイルドサポートの講演会を聞き、
来日していたマンホールチルドレンの子ども達と交流した中で、
子ども達自身で「何かしてあげられないか」と考えていたのでしょう。

* * * * * * *
赤丸子ども達は、先生方からの出資を募り、その資本金でお塩を仕入れます。



赤丸先生方に出資してもらった大切なお金を返すこと、
そして、アジアの子ども達のためにできるだけたくさんの利益をあげること。
それを達成するためには、
商品の値段設定も販売戦略も真剣にならざるを得ません。









赤丸そして、利益はカンボジアの井戸作りの資金になりました。
キャリア教育の最終プレゼンテーションの時間には、
アジアチャイルドサポートの代表者でいらっしゃる池間さんらが招かれ



赤丸交流会でカンボジアの子ども達と共有した
「つばめになって!」の詩の朗読とともに、自分たちの気持ちと井戸作りの資金を託しました。



* * * * * * *
「仕事」って、どんな仕事でも、
自分のしたことが必ず“誰か”に影響を与え、社会に影響を与えるものです。
「仕事」というのは、基本的にそうあるべきものです。

学校段階のキャリア教育で必要なこと。
それは、「人のために自分ができること」があることを「知る」こと。
そして、“誰か”のために行動し、成果を出す時の感動を「実感」すること。

このような取り組みを経る中で、「自分はどのような仕事に就きたいか」と考えたとき、
その子どもは必ずや「豊かな職業観」に基づいた進路選択をすることになると思いますピカピカ

小中高校の先生方、
総合学習などで取り組まれている活動の中で、
「自分が社会に対してor誰かに対してにできること」を考えさせられる取り組みがありませんか。
自然体験学習、福祉体験学習、道徳、伝統文化理解学習などなど・・・。

是非「キャリア教育の視点」をプラスした取り組みにしてみてください♪赤


  

Posted by YUKIRINA at 11:36Comments(0)  ◆ 総合学習で

2008年04月10日

[0083] 復活 ((((((^_^;)!!

パンダ
みなさんお元気ですか~(>_<)
っていうか、「yukirina“こそ”元気か~」って声が聞こえてきそうなくらい

ご無沙汰してしまいました (。・_・。)ノぶーん.・..

心配しながら何度も何度もyukirinaブログに足を運んでいただいていた皆さん。
ご心配おかけいたしました汗

が!

閉鎖に向かっていたわけではありませんびっくり
yukirinaがブログに飽きてしまったわけでもありませんびっくり
沖縄型キャリア教育はまだまだ健在ですびっくり

まだまだお付き合いください。

************************
さて、ご無沙汰の間yukirinaに何が起こっていたかといいますと・・・。

yukirinaのキャリア教育コーディネータの仕事は「経済産業省委託」の公共事業です。
3月で一年の委託事業が終了になるため・・・

経済産業省に実施した事業の報告するための報告書を作成したり・・・



どれだけの予算をどのように使ったのか・・・帳簿を作成して・・・



そして、私の一番苦手な「監査」がーん
お小遣い帳も、家計簿もつけたことのない私が、
一年間使った費用の領収書を一枚一枚コピーして、一円も違わず積算して、

そう、まさしくがーん ←こ~んな顔になっちゃいます。

(と言っても、経理関係の繊細な仕事は、
ほとんど相棒rinaが片付けてくれるんですけどねヒミツ
ありがとう・・・相棒・・・)

************************
昨日、最終監査が終わり、早速今日のブログ書き込みという訳です。
ちなみに、
yukirinaが一年間「沖縄のキャリア教育を推進する」ために動くダッシュために使われる費用は
1000万円以上。

税金やら何やらと国全体が「無駄遣いタブー」な時期に使わせていただいた分、
今後もどれだけ沖縄の子ども達、全国の子ども達に還元できるのか!

帳簿整理の間は、それを一生懸命考えていかねばな~と実感する時期です。


  
Posted by YUKIRINA at 19:53Comments(1)  ◆ yukirinaより♪

2008年02月27日

[0082] 「理科実験」でキャリア教育

パンダ
もっと子どもの興味を引くような理科実験をしたいんだけど・・・がーん

「授業でキャリア教育を」とは言われても・・・がーん汗。と、

お困りの先生へ。



学校の「理科実験」に企業のノウハウや人材を活用できるとしたら?

授業をしながら、子ども達の職業観を育めるとしたら?

                             そんなことが出来たら、なんて素敵ラブ


企業との調整をしてくれる地域コーディネーターも手伝ってくれるとしたら?

                         そんなことがあり得るの?!ってくらい、素敵すぎびっくり!ハート

そんなことがあり得るのです!

文部科学省と経済産業省が協力して、理科離れを防ごうとする事業。

~理科と社会と未来をつなぐ、
              イキた理科授業の実現のために~


今年度は、南城市を中心に11小学校が実践しました!
(※ブログ「カテゴリー」から「理科の授業で」をクリックすると授業の様子をご覧になれます。)








「子どもが変わるピカピカ」「目が輝くピカピカ」 

そんな実践成果をお伝えする、成果報告会を開催します。



お申し込み・お問い合わせはコチラまで。
「ブログを見て電話しました!」とご連絡ください。
098-859-8742 (オーシャン21 担当オナガ)




  

Posted by YUKIRINA at 10:50Comments(2)  ◆ 理科で

2008年02月26日

[0081] 宮古より素敵なお便りが届きました♪

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西城中学校の山里です。夏の校内研修ではお世話になりました。
いつもブログを拝見させてもらっています。琉球新報の23日朝刊をごらんになりましたか?
その新聞の生徒のコメントはまさしく、
キャリア教育が目指している『勤労観・職業観の育成』につながっています。
ありがとうございました。
これからも宮古の子どもたちのためだけに(といいたいところですが)よろしくお願いします。

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                                     琉球新報2月23日朝刊

パンダ
宮古島市立西城中学校は、「栽培から販売まで」の体験的活動と同時に、
学校へ地域の方々をお呼びしての講話会を定期的に実施。

その中で、「ストーリーテリング」などをうまく導入し、
“ただの体験活動で終わらない”中身の深いキャリア教育
を実施しています。
                (右ブログ右側の「カテゴリー」から『西城中(宮古島)』をクリック。)


では、ここで言う「中身の深い」とは。

キャリア教育というと、「体験活動をさせればキャリア教育」という誤解も多く見られます。
しかし、 「職業観」というのは「人生観」と一体のもの
「自分がどんな人生を歩んでいきたいか、どんな大人になりたいか」がイメージできて初めて
自分にあった職業選択ができるものです。

「働くということがどういう事かを知る」と同時に、
「自分の将来をイメージするクセをつける」。 (=「中身の深い」キャリア教育)
そのバランスを取るために、ストーリーテリングは確かに有効な手法だヒミツ

*.・*.・.*.・*・.*.・*・.*.・*.・.*.・*.・*.・*.・*.・*.・
山里先生、ご連絡本当にありがとうございました♪赤
夏以来お邪魔できていませんが、新聞を通して取り組みの成果をしっかり確認しましたびっくり
宮古島の子ども達の成長に微力ながらも関われたこと、本当に幸せに思いますGOODキラキラ 
校長先生にも是非よろしくお伝えください。

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Posted by YUKIRINA at 19:11Comments(0)  ◆ 総合学習で

2008年02月20日

[0080] モチベーションとイメージ

パンダ
キャリア教育では、
「教えること」ではなく
「こども自身のモチベーションをいかに引き出すか」に注目する。

でも、どうしてキャリア教育の体験やストーリーテリングで
こどもたちのモチベーションが引き出せるんだろう・・・!?

ある人がこういう事を言ってくれた。
「人間って、
  自分がイメージできる事と実感できる事でしか動かない」


なるほど。それが、「モチベーション」ってことだ電球

仕事でも、ゴールが見えていてやることって楽しい。どんどん進むアップ
逆に、ゴールが見えずにやることって、結構ストレスになる。気持ちが乗らないダウン

「努力しなさい」と言われて努力ができる人間は、あまりいない。
だけど、
自分の将来がイメージできた子どもは、
    そのイメージに向かってひたすら「努力をする」。


なるほどね~。

******************<以下転載>******************
「僕の夢」
小学校6年生鈴木一朗

僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。

そのためには中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。

活躍できるようになるためには練習が必要です。 僕は三才の時から練習を
始めています。 三才から七才では半年くらいやっていましたが、三年生の
時から今までは三百六十五日中三百六十日は激しい練習をやっています。

だから、一週間中で友達と遊べる時間は五、六時間です。 そんなに練習を
やっているのだから、必ずプロ野球選手になると思います。 そして、その
球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。 ドラフト一位で契約金は
一億円以上が目標です。 僕が自信のあるのは投手か打撃です。

去年の夏、僕たちは全国大会に行きました。 そして、ほとんどの投手を見
てきましたが自分が大会ナンバーワン選手と確信でき、打撃では県大会四
試合のうちホームラン三本を打てました。 そして、全体を通した打率は五
割八分三厘でした。 このように自分でも納得のいく成績でした。 そして、
僕たちは一年間負け知らずで野球ができました。 だから、この調子でこれ
からもがんばります。 そして、僕が一流の選手になって試合に出られるよ
うになったら、お世話になった人に招待券を配って応援してもらうのも夢
の一つです。 とにかく一番大きな夢は野球選手になることです。

************************************

子ども達の「将来のイメージ」を創り上げるお手伝いをするのがキャリア教育。
やっぱり、いい教育ハート。クラクラしちゃう・・・ヒミツ  

2008年02月19日

[0079] 「教育にはドラマがある」

『キャリア教育フェスタ2008』が開催されます♪赤



開催は東京です。
でも、とても内容の濃いイベントです。
なんたって全国のキャリア教育コーディネート団体が集結して、
しかも、文科省も経産省もコラボしちゃうびっくり!びっくり

それに、yukirinaが手がけた沖縄の事例も紹介されちゃうびっくり!!

詳細はコチラから↓↓
http://www.human-edu.jp/festa/

パンダ
キャリア教育事業を担当し、
たくさんの学校でキャリア教育の取り組みを実施してきました。

キャリア教育=生き方教育

「社会でどう生きていくか」
「自分はどういう人になりたいのか」
「人との出逢いを通して、今の自分をどう見つめ直すか」

キャリア教育の現場は、常に「真剣」です。
子ども達も、そして、それを見つめる先生方も、地域の大人も。

悩み・・・
考え・・・
議論が生まれ・・・
行動する・・・

気付き・・・
喜び・・・
認め・・・
成長する・・・

「真剣」だからこそ、「ドラマ」が生まれる。



キャリア教育の魅力、満載グー
「教育も捨てたもんじゃないじゃん」そう思ってもらえるはずです。
特に首都圏にいらっしょる方!是非ご参加くださいピカピカ



  

Posted by YUKIRINA at 11:47Comments(1)  ◆ シンポジウム

2008年01月31日

[0078] 「ぞう」と「飼育員さん」、そして「象遣いさん」

沖縄に「ぞうさん」がやってきた~びっくり!!汗
沖縄こどもの国で、2月2日からは誰でも会えるそう。インドから来たんだって。

<写真:琉球新報ホームページより>

出勤途中のラジオでキラキラ この嬉しいニュースキラキラ を聞いたyukirina。
大人げもなく、一日中うれしかった晴れ

でもやっぱり気になったのは、「ぞうさん」に関わる“お仕事”の人たち
(職業病か汗

僕ボクサー ラジオの情報によると、
  ぞうさんたちは、遠いインドから到着してしばらくは食欲がなかったとのこと。

  飼育員さん達は心配だったんだろうな~。
     食欲が出てきた時は、ホッとして嬉しかったんだろうな~。
        そういう時に、やりがいを感じるんだろうな~。


エイサー そして、その一方で、ぞうさん達に付き添ってきたインドの象遣いの人たち。
  あと一ヶ月は、ぞうさんの飼育法伝授のため沖縄に滞在するとのこと。

  象遣いさんたちは今どんな気持ちでぞうさんたちを見てるんだろう?
      ぞうさんたちが元気になった頃、ぞうさん達を沖縄においてインドに帰る時、
                  やっぱり寂しかったりするのかな~。
          それにしても、「象遣い」ってどんなお仕事なんだろうな~?


* * * * * * * * * *
ちなみに
沖縄子どもの国にぞうさんがいなくなってから 6年ぶりとのこと。

・・・ということは、
今6歳以下の沖縄のこどもたちは「本物のぞうさん」を見たことがない!ってこと~びっくり!!?

「本物」の体験を大切にし、「こどもたちの感受性」から「価値観」を育むことを重視したい
「キャリア教育」の視点から言うと・・・

沖縄こどもの国のみなさん、
「本物のぞうさん」を連れてきて下さって、本当にありがとう~うわーんキラキラ 


* * 花火2花火 かんたん!キャリア教育 花火花火2 * *

お子さんを連れてゾウさんを見に行かれるお父さん、お母さん。
「ゾウさんかわいいねハート」にプラスして、
是非
「飼育員さんも嬉しいだろうね」
「飼育員さんたちのお仕事も大変だね」
って付け加えてあげてくださいね。

「表面では見えないモノ」をイメージする訓練。
「人の“感情”」をイメージする訓練。
これが、将来の「職業観」にふか~くつながってきます!
  

Posted by YUKIRINA at 18:56Comments(0)  ◆ 幼児~小学生

2008年01月25日

[0077] 勉強はいつから始めても遅くない!

そう!
勉強はいつから始めても遅くはありません。

学生時代は、極度の英語嫌いでまったく勉強しなかったという人が、
大人になって勉強し始め、世界でも通用するビジネスマンになった...なんて話もよく聞く話です。

でも!
「いつからでも…」という訳にはいかないものがある!


それが、 「心」の成長

* * * * *
キャリア教育で大切な要素のひとつに「自己有用感の獲得」というものがあります。
「自分が社会や誰かの役に立てる存在だということを認識する」ということ。

これは、「言って」分かるものでもなければ、「教えて」分かるものでもありません。
では、どうやって育んでいけば良いのか。

* * * * *

小学校1年生のキャリア教育の取り組みの中に
                その答えを見つけました電球


生活科の授業の「お手伝い」の単元を題材にし、キャリア教育に発展させた取り組みです。
(12/21ブログで紹介しています!)

「おうちで家族のおてつだいをする」これが、子ども達に課せられた課題。
子ども達が、「おてつだい」を通して感じたこと。



なぜ、「いいきもち」になるのかをたずねると、
全員が
「お母さんがありがとうって言ってくれたから」   あしあと黒

「人の役に立つことがうれしい」                       あしあと黒

このちっぽけな気持ちの「芽」が、                        あしあと黒
子ども達の「自己有用感」につながる第一ステップになるのです あしあと黒

この感情の「芽」を育むには、
「家族」が生活や意識の中心になっている幼児~小学校低学年までがベストな時期。
小学校も高学年になってくると、
子ども達の視野が家庭よりも外に広がり、
「家族よりもお友達が大切」という発達段階に突入しますからね汗

* * * * *
ある学校で、「おてつだい」を宿題に出したら、
保護者の方から、「うちの子はまだ勉強とお手伝いの両立は無理なんです」との相談を受けたそう。

子どもに将来、社会で活躍できる大人になって欲しいと願うお父さん、お母さん。
是非、お子さんの力を信じて、
       お手伝いを根気よく頑張らせてくださいね!


きっと、こんな気持ち↓が味わえるかもしれませんよ。
  

Posted by YUKIRINA at 22:29Comments(0)  ◆ 生活科で

2008年01月18日

[0076] 「教師が笑顔を絶やさずに」

<浦添市立港川中学校にお邪魔しました>

浦添市教育委員会の指定を受け、
キャリア教育の実践研究に取り組んでいる港川中学校で、

指定研究報告会がありました。本



研究主題
「生徒一人ひとりが
主体的に将来の夢・進路を考えることができる授業の工夫
      ~キャリア教育カリキュラムの実践を通して~」


港川中学校は、元気で辛口な校長先生の“勢い”のもと炎
全学年の先生方が日々キャリア教育の実践に取り組んでいます。

先生方のイメージ→ ダッシュ汗 ダッシュ汗  こんなイメージ。


取り組んでいるプログラムは、追い追いお伝えすることにして・・・。

今日はびっくり



報告書の校長先生の言葉から、yukirinaの大好きハートになった一行を。

(前文省略)『以上のように、
「学びができる」落ち着いた学習環境の中で、
教師が笑顔を絶やさずに実践を重ねている事に
喜びを感じている。


これだけの実践研究を仕上げるのに「大変じゃなかった」わけがない。
大変な中でも笑顔を絶やさず努力を積み重ねてきた先生方の成果発表は、
やはり素晴らしい実践報告だった。

生徒を動かしたければ、教師が動かないでどうする爆弾

師が成長しないで、生徒の成長があるわけがない爆弾爆弾

いつも辛口な校長先生の「辛口な決まり文句」も説得力が増す。
校長先生の芯の通った学校経営の姿勢と、その成果に...脱帽ぶーん

ちなみに、港川中学校の先生方は、
今年度、年間に40回以上の研究授業を実施したとのこと。
「教育現場の多忙さ」が問題にあがる中、先生方の学ぶ姿勢にも...脱帽ぶーん
  

Posted by YUKIRINA at 20:26Comments(0)  ◆ 校長先生が

2008年01月17日

[0075] 素敵なニュース第2弾♪ d(⌒o⌒)b♪

パンダ おはようございます!
  今日は少~し肌寒い朝でした。
  っとは言っても、一応もう「冬」だから、この寒さって「暖かい」よな~。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてびっくり
2008年始めに飛び込んできた素敵なお知らせ第2弾♪ d(⌒o⌒)b♪

平成18年度からモデル校としてキャリア教育の推進に取り組んでいる
那覇市立銘苅小学校がキラキラ 文部科学大臣賞キラキラ を受賞しました。































琉球新報
1/8朝刊



紙面には6年生で実施している塩販売体験の取り組みが挙げられていますが、
銘苅小学校では、
1年生~6年生までのキャリア教育カリキュラムが完成し、
キラキラ 実施キラキラ されていますグー


しかも、凄いのは!
モデル校2年目の今年、
その全学年カリキュラムを教職員自らの手でパー作り上げ実践している。

子ども達と日々向かい合っている先生方が作り上げるカリキュラムだからこそ、

サクラ子ども達の発達段階にピッタリ合い、

サクラ教科や特活などが上手く融合され、

サクラ効率的で、かつ、効果的な  そんなカリキュラムになっている僕ボクサー

今後、銘苅小学校などのカリキュラムをモデルにして、
たくさんの小学校でキャリア教育の取り組みがやりやすくなるようにびっくり

パンダ yukirinaも頑張って発信していきますダッシュ

  

Posted by YUKIRINA at 10:23Comments(0)  ◆ 校長先生が

2008年01月16日

[0074] 素敵なニュース第1弾♪ d(⌒o⌒)b♪

昨年度首里中学校1年生で実施した「社長ミッションプログラム」。

企業の社長らから課題を受け、
生徒らが新商品や新企画の提案をするというプログラム。
(12月13日ブログを参考にどうぞキョロキョロ。)

そのプログラムから出てきた「ウェディングケーキ」が、
沖縄ワタベウェディングにて商品化されましたキラキラ 

1/6に開かれたウェディングフェア(エリスリーナ西原ヒルズガーデンにて)に
招待を受け、自分達の企画デザインしたケーキを見た生徒たち。























沖縄タイムス
1/8朝刊




自分達のケーキにこんな値段がついてビックリしたんじゃないかなびっくり!
(正直yukirinaもビックリ汗



デザイン画から本物のケーキになって、嬉かったんじゃないかなラブ
(パティシエさんの技術にも驚きタラ~







そして何より、
自分達の力を誇らしく思えたんじゃないかなGOOD



・*・*・*・*・*・*・*・*・
キャリア教育としてのポイント鍵
自己有用感
=自分が社会の一員で、 “社会に役立てる存在”なんだと認識すること。
・*・*・*・*・*・*・*・*・

これからもできるだけ沢山の子ども達に
こんな素敵な機会を見つけてあげたい…yukirinaの願いピカピカ

そして・・・





模擬結婚式もキレイだった~ラブ
  

Posted by YUKIRINA at 22:25Comments(0)  ◆ 総合学習で

2008年01月16日

[0073] 明けすぎました((((((^_^;)!!

パンダ
年が明けてもう16日も経ってしまいました!
明けすぎました鏡餅
明けすぎましておめでとうございます。です。


今年は「初めての伊江島」で初日の出日の出



いつもとはちょっとちがうお正月に、また気持ちを新たにしてきました!


2008年!

このブログを通じて知り合えた皆さんが!

現場でがんばる先生方が!校長先生が!教頭先生が!

子ども達を守り育てるお父さん、お母さんが!

おじいちゃん、おばあちゃんが!

沖縄県が!

そして、沖縄中の子ども達が!

(そして、yukirinaもベー!)

圧倒的に輝ける一年になりますように!!

2008年、
皆さんもう新聞で「キャリア教育ネタ」見つけましたかキョロキョロ!?
少しブログを留守にしている間にも、
いろいろな素敵なニュースが飛び込んできましたよハート

2008年も先生方や企業の頑張りのおかげで
yukirinaブログも幸先のいいスタートになりますキラキラ 

さて何から紹介しよう・・・。次につづく。  

Posted by YUKIRINA at 21:34Comments(0)  ◆ yukirinaより♪

2007年12月21日

[0072] 「判断力」も「理由」から。

<銘苅小1年生の生活科の授業にて>

パンダ 
小学1年生の凄さを見せ付けられましたびっくり!
















 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お友達の発表を聞いて・・・




女の子:「○○ちゃんのおうちでは、ふとんたたみを朝やらないことが分かった」

    先生:「○○ちゃんのうちでは、“どうして”布団を朝たたまないんだって?」

女の子:「う~ん・・・」

    先生:「○○ちゃんに聞いてみようか。○○ちゃん、どうして?」

○○ちゃん:「朝起きたばっかりの時は、お布団が体温で温かいから、
            その時たたんでしまうと、お布団が湿気してしまうからです。」

         へ~びっくり!


男の子:「△△くんの発表で、肉と野菜は、野菜を先に切ることが分かりました」

    先生:「“なぜ”野菜が先がいいのかな?」

男の子:「肉は血があるから、肉から切ると包丁とか台所が血で汚れてしまうから、
           先に野菜を切ったほうが、健康にいいからって言っていました。」

           
         よく知ってるな~びっくり!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

子どもたちが、「おてつだい」を通して、
お母さんやお父さんの行動に「理由」があることに気付く。

この「理由があることを知る」ことが、
キャリア教育にとっては
と~ってもと~っても重要びっくり

モノゴトには必ず「背景や理由」があるということが分かり、
イメージができると、

サクラ判断力が育つ
       大人の行動の理由を繰り返し聞くことで、自分の価値観や判断基準を構築していく。

サクラ問題発見力も育つ
       「なぜこうなるんだろう?」「どうしてこうするんだろう?」と理由をイメージすることが、
       問題発見につながる。


そして、これ↓これ↓。これが最も重要。

サクラコミュニケーション能力が育つ
       相手の言葉や行動などの「背景」を考えるようになる。
       人を「表面だけ」で判断しなくなる。
       相手の気持ちを「おもんばかれる」ようになる。
       
   そうなると、
     きっと若者たちが「カッとなって」起こす事件の数々も絶対になくなる。

「職業観」の育成もなにもかも、
やっぱり小さい頃からの身近な大人の「ことばがけ」や「考え方」が鍵なんだ電球
  

Posted by YUKIRINA at 22:01Comments(0)  ◆ 生活科で

2007年12月21日

[0071] 「おてつだい」でキャリア教育♪d(⌒o⌒)b♪

<銘苅小1年生「生活科」の研究授業に行ってまいりました>

パンダ 小学校1年生・・・ちっちゃくてニコキラキラしててピカピカ
・・・かわいかった~。
最近、中学校・高校に行くことが多いから余計にちっちゃく感じるのかッハート

さてさて、今日の授業は
「おてつだい」をテーマに、お手伝いの大切さを知り、
家族の役割、自分の役割について考えていこうという単元の学習。
生活科にキャリア教育の視点を盛り込んだ授業です。



今日の時間は、おうちでの宿題で「おてつだい」を実践してきた子どもたちが
グループのお友達に向かって発表をする時間でした。





 

まず、1年生の担任の先生方の作成した指導案が、
あまりによくまとめられていたので、感動びっくり!

なので、ほぼ“丸々”ご紹介!

「生活科とキャリア教育のつながり」や「融合の考え方」がよく分かると思いますので、
小学校のキャリア教育ってどういうものなんだ!?
とお思いの先生方のためにご紹介!

教職員以外の方も、
「学校では、こういう風に新しい教育法などが研究されているのね~」と
すこし学校現場の様子を覗けるかキョロキョロと思いますよ。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第1学年 生活科学習指導案

1.研究主題
    自ら育ち未来を拓く子どもの育成
     ~「豊かな学力」の定着を図る授業づくりを中心として~

2.研究仮説
    生活科「みんな大好き」単元において、キャリア教育の視点を取り入れた体験的活動の展開を図ることにより、意欲を持って主体的に取り組む子が育つであろう。

3.基本的な考え方
    (文頭略)
    学習活動を楽しむためには「やる気=学ぶ意欲」は重要である。学ぶ意欲を持って主体的に取り組むためには、「~っていいね」「できた!」「~してよかった」「もっと~するんだ」など素直に感動する心=豊かな知性・感性と「そうか、だから~なんだ」「だったら、こうしてみよう」など活動や体験の中から考える=思考力を培うことが大切であると考える。   生活科では、直接体験や人とのかかわりを重視しており、児童が体験や活動を楽しみ、そこから生み出される気付きを知的なものと捉え、一層体験や活動を充実させていくことが大切だとされている。また、その中で、自分自身や自分の生活について考え、自立への基礎を養うことを目指している。
    一方、キャリア教育は、方法的な原理としては、体験的学習、実践的な学習、あるいは活動を通しての学習という特徴を有している。様々な立場や役割を経験し、自他の理解や価値への自覚を深めていくことで、社会性や選択決定能力が育まれていくとされている。
    つまり、「知的な理解」と「体験的学習」とが働き合って初めて、しっかりして「自覚」が生まれ、「生きる力」となってわが身を支えていく力となっていくのである。
    そこで、生活科「みんな大好き」単元において、気付きを促し、キャリア教育の視点を取り入れた体験的活動~身近な人とのかかわりを大切にした体験活動~を通し、いろいろな人と触れ合ったり自分の役割を果たしたりすることによって生きがいを感じ、“自分は意味のある存在である”という「自己有用感」を味わえるようにしていきたい。
    これがエネルギー源となって様々な活動の基盤となって根付き、生活科の学習の中だけでなく、他の教科や授業以外の場面でも、意欲を持って主体的に活動していける子への成長を期待できると考えた。

7.単元について 
  (3)指導観
    本校では平成17年度より「自ら育ち、未来を拓く子どもの育成」をテーマに、「確かな学力の定着を図る授業づくりを中心として」をサブテーマに研究を進めている。本単元においては、家庭での活動の様子を学校で発表したり、学校で決めたことを家庭で行ったりする活動となる。その活動を通して、「思考力」「学ぶ意欲」を高めていきたい。
    子ども達が意欲的に家の仕事や家の人との遊びに取り組めるようにオリエンテーションの話し合いの場に、保護者の方を招いて「一日の生活」をインタビュー形式で聞き取り、家族の労働には、家族を支えていくための「社会的労働」と日常生活を快適に過ごすための「家事労働」とがある事に触れさせたい。そして、家事労働の多様性とその重要性に気付かせたい。
    調べたことや見つけたこと、気付いたことや自分の思いを色々な方法で表現する場を、隣学級で持つことにより、相手意識をもって発表の方法を工夫したり多様な発表の方法に触れさせたりしたい。こうした、仲間から表現された家庭での生活の様子を自分のそれらとを比較・検討しながら、学びあいを深めていくだろうと考える。また、自分なりの方法でまとめ、伝えることで自信を持たせ、意欲につなげるようにしたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  

Posted by YUKIRINA at 20:22Comments(0)  ◆ 生活科で

2007年12月19日

[0070] 素材はゴロゴロ。

パンダ
   「キャリア教育」

   =職場体験をする

   =成功者の話を聞く

   =モノを売る販売体験をする

   =新しい体験学習??


そういうイメージが先走ってダッシュ
学校現場では不安になったりガ-ン重荷になったりがーん
そんな先生方も、まだまだ多くいらっしゃるのでは?

「キャリア教育」が日本ではまだスタートしたばっかりなだけに汗


そんな中、
教科授業の中でのキャリア教育の研究も進んでいますGOOD

キャリア教育の素材は、教育現場、日常生活、
どんなところにでも「ごろごろ」転がっているんですよ。


サクラ
首里高校の生物の授業では、
「学んだ知識を、社会に発信する」という視点で
キャリア教育が実施されました。

(1個前のブログ参照♪赤

「やんばるの生物を救うための啓蒙活動」という形で「発信する」活動を授業に
盛り込んだところ。

本当によく「考えられた」内容の企画提案やポスターなどが
生徒たちから挙がってきました。

アイディアがとても面白かったので、一部紹介おすまし











サクラ
そして、そして、今週金曜日は、
銘苅小学校にて
「小学校1年生のキャリア教育」の公開授業があります。

“小学1年生”ですよ~アップ

なんて可愛すぎるベー
これも「生活科」の授業を活用した取り組みです。
またご報告します。
  

Posted by YUKIRINA at 14:38Comments(0)  ◆ 生物で

2007年12月19日

[0069] 「相手がいること」の効果。

<首里高校の授業観察レポート鉛筆>

首里高校生物Ⅰの授業で学んだこと。
「相手がいること」の重要性ピカピカ

首里高キャリア教育委員会の委員である谷口先生が、
「自分の担当教科でキャリア教育を取り入れるとすると?」
ということで工夫した授業。



題材は、毎年扱っている単元「沖縄の自然について知る」。
生徒たちは、ビデオや教科書で沖縄の自然について学習本

在来種とかハブ?外来種とかハブ
「なんとかかんとか蛙」とか。(私もちゃんと学んどきゃ・・・ヨカッタ汗

では、
「普通の授業」と「キャリア教育を考えた授業」の違いは?
それは、「従来の授業」に「発信すること」をプラスしたとこ。



授業で得た知識を活かして、
「やんばるの生き物たちを救うための啓蒙活動の方法を考える」ことを
授業の目標においた。


やんばるの生き物たちの絶滅の危機・・・。

サクラまず何が問題なのかを考える。授業で得た知識の中から考える。
サクラその問題を解決する方法を考える。




サクラ誰に対して発信するのかを考える。
サクラどのような方法で発信するとより解決の方向に向かうかを考える。
サクラ他の啓蒙活動の例も見て学ぶ。



教育の目標が「知識を得る」ではなく、
「その知識を生かしてどう社会に関わっていくのか、
その知識が社会では、どう生かされているか」

を取り組みの中から学ぶことに向けられている。

「知識を得る」→「得た知識を活用して何かを発信する」。

そうか。
すべての学習には「発信する」が必要なんだ電球

沖縄の学力の「応用力が低い」という結果にも、
何か通じている気がするびっくり!。  

Posted by YUKIRINA at 13:42Comments(0)  ◆ 生物で

2007年12月13日

[0068] 「夢見るウェディング」でキャリア教育。

パンダ
中学生の時のあなたは
どんなウェディングを夢見ていましたか?



昨年度の首里中学校でのキャリア教育。
各クラスが“本物の”会社の社長さんから「ミッション」をもらい、
最終的には会社に対して「新商品」や「新企画」を提案していくという
プロジェクト型のキャリア教育ダッシュ


「夢見るウェディングを提案してください」
沖縄ワタベウェディング翁長社長から直々に頂いたミッションアップ



会社がどのような理念をもって、どのような人材を求めているのかキョロキョロ



ウェディングプランナーはどのような気持ちで
ウェディングのプランをお客様に提供しているのかキョロキョロ



そして、「プロ」としての、「仕事」に対する厳しい姿勢と視点びっくり!



一つの「仕事」に触れ合う中でキョロキョロ、生徒たちが感じること。

「今やるべきこと」は何か。



そして、うれしいお知らせおすまし
生徒たちが提案し、社長の目にとまった「ウェディングケーキ」の案が
“本物の”ケーキとして誕生します花束

西原に新しくオープンした「エリスリーナ西原ヒルズガーデン」
1月6日開催のブライダルフェアにて♪赤




自分たちのアイディアが実際に商品化され、子どもたちの中で生まれるものは・・・びっくり
1月6日、yukirinaもブライダルフェア見学に行ってまいりま~すチョキ
(個人的にも始めてのブライダルフェア汗仕事とは言え・・・楽しみ~ハート)  

Posted by YUKIRINA at 20:40Comments(0)  ◆ 総合学習で

2007年12月03日

[0067] 教育のベクトル。

パンダ
久しぶりに校内研修会に出かけてきました~ダッシュ
やっぱり学校現場に出かけての仕事が一番楽しいGOOD

この仕事の「やりがい」ピカピカ
先生方がキャリア教育の理解を通して、
教育のあり方について考えて、見直して、新しい発見をしてもらえること♪赤



教科指導、生活指導、職場体験、その他いろいろ。
日頃行われている「教育活動」が、“なんのために”なされているのか。

なんのための「教育」なのか?
キャリア教育を考えることで、「教育のベクトル」が合っていくアップ

先生方の感想をみていて、そんな感じを受けましたおすまし
  

Posted by YUKIRINA at 21:01Comments(0)  ◆ 校内研修会

2007年11月27日

[0066] 「与えすぎない」という教育手法(^-^)。

浦添市立浦添中学校1学年でストーリーテリングを実施しました。



担当の先生の小学校からの同級生と、その方のご友人。
そのお二方がゲストスピーカー。

真ん中にコーディネート役の先生が座り、
お二人にインタビューをしたり、
時には生徒たちに語りかけたりといった「トライアングル」の形で進行。

ストーリーテリングの時間は30分。
終了後、生徒たちは教室で感想などをまとめる。

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興味深かったのは、ストーリーテリング終了後の
ゲストスピーカー、担当の先生、教頭先生との反省会晴れ

ゲストスピーカー:
   「できたら、もう少し時間が欲しかった。
    子どもたちに、○○のことも伝えたかった。
    最後に○○ということも言ってあげたかった。」

教頭先生:
   「生徒たちに質問の時間も渡してあげる必要があったのでは?」

そんな意見が出ると、担当の先生。
「実はそれがねらいだったんですGOODとニッコリおすまし

そして、もちろんyukirinaもニッコリピース

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そう、キャリア教育で大切なのは、「教育」の「」ではなく「」の方。

「教」の分野で“教えることのできる”知識や技術などは
与えられれば与えられるだけ、思いっきり与えれば良いのですが、

キャリア教育で育てたいのは、
子どもたちの内から湧き起こってくる
「知りたい!」「聞きたい!」「学びたい!」
人間の能動的なエネルギー。

いわゆるモチベーション

「教」中心の教育の中で、
十分な情報を与えられることに慣れている子どもたちを相手に
“わざと”十分な情報を与えずに終わる

質問の時間など十分な環境を与えられることに慣れている子どもたちに
“わざと”質問の時間なしで、あっさりと終わる

すると子どもたちの心の中は!?

「え、あれも訊きたかったのに?」
「え、結局○○さんは、その後どうしたんだ?」
「ん~、すっきりイカナイ!・・・・・・・・知りたい!」

押してダメなら、引いてみる
そんな恋愛の鉄則があったような?
教育でも使える、その作戦OK

キャリア教育のツボを本当によく捉まえているな~と
「与えすぎない教育手法」を上手く活用した濱川先生に脱帽でしたピカピカ  

Posted by YUKIRINA at 20:52Comments(0)  ◆ 進路学習で